アンノーン単体考察【ORASトリプル】
どうもこんにちは!
皆さんはジョウト四天王カリンのあのセリフはご存じでしょうか?
「強いポケモン 弱いポケモン そんなの人の勝手 本当に強いトレーナーなら 好きなポケモンで 勝てるように頑張るべき」
深みのあるいいセリフですね!
ということで
今回はどうすればアンノーンを対戦で活躍させられるか、真剣に考えてみようと思います。
☆アンノーン単体考察
◆基本情報
タイプ:エスパー
種族値:48-72-48-72-48-48
特性:ふゆう
・弱点
悪、霊、虫
・覚える技
めざパ超:アンノーン最大打点
めざパ地:ヒードラン対策。倒せない
めざパ闘:バンギラス対策。倒せない
◆考察
めざめるパワー以外の技を一切覚えないポケモン。もう無理そう
種族値も壊滅的であり、特攻こそ72とそれなりの数値だが他は攻撃を除きAll48。やっぱ無理そう
唯一の救いは特性がそこそこ強いこと。しかし、浮遊のポケモンは結構多いので差別化ができるかというと…
まぁ無理なことなんて百も承知。嘆いていても仕方ないので、アンノーンの強みと弱みを考えてみよう。
●ここが強いぞアンノーン!
・S50族(ハリテヤマ、クチートなど)を下回る絶妙な素早さ
これは本当に強み足り得る
・圧倒的な脆さ故、迅速に裏のエースを降臨させられる
別に強みではない
・なくはない火力
敵を殴れて、味方の弱保起動もできる微妙な火力
●ここが弱いぞアンノーン!
・弱い
弱い
うん…
お察しの通りアンノーンを強く使うのは不可能と言っていいだろう。
そもそもめざパ以外の技を覚えず、種族値も低い時点で結論は出ている。
なので、今回はアンノーンを強く使うよりもアンノーンにしかできないことを探し、それを採用理由と言い張ることにしようと思う。
雑魚には雑魚の使い道があるのだ!
◆他ポケモンとの差別化
他ポケモンと差別化さえできれば採用理由なんていくらでもでっち上げられるので、まずはアンノーンの唯一性を確かめていきたい。
●アンノーンに似てるポケモンを絞り込む
①S50未満の浮いてるポケモン
ドーミラー、ドータクン、ヨマワル、ドガース、シビビール、リーシャン、マスキッパ、トゲチック、ビークイン、マメパト
②最低限の火力がある
ドータクン、シビビール、リーシャン、マスキッパ、トゲチック、ビークイン
③圧倒的に脆い
リーシャン
以上より、アンノーンはリーシャン以外との差別化は出来てると言えるだろう。
強いかどうかはともかく…
●リーシャンとの差別化
リーシャン:45-30-50-65-50-45
アンノーン:48-72-48-72-48-48
こいつら種族値そっくりだな…
見ての通りアンノーンとリーシャンは種族値が非常に似ている上、タイプと特性まで同じである。
じゃあ技で差別化といきたいが、リーシャンも当たり前のようにめざパを使える為、いよいよアンノーンの立つ瀬がない。
どうしよう…これだとリーシャンの劣化じゃん…
だが、私は三日三晩悩み続けた果てに発見した…
アンノーンにしかできないことを…
アンノーンがリーシャンの劣化ではないと証明してくれるポケモンを…
その者の名は…
ヨルノズク
色眼鏡ヨルノズクの球ハイパーボイス(ダブル補正あり)とアンノーンの眼鏡めざ地を合わせることで、H252ヒードランを確定で倒せるのだ!
・ダメージ計算(H252ヒードランに対して)
ヨルノズク球ハイボ → 27.7%~32.8%
アンノーン眼鏡めざ地 → 74.7%~88.8%
リーシャン眼鏡めざ地 → 70.7%~84.8%
素晴らしい…
これでアンノーンとリーシャンの差別化も出来たと言って過言ではないだろう。
ただ、アンノーンとヨルノズクを同じ構築に入れる必要が生まれたが、些細な問題ということにしておこう。うん。
●まとめ
「S50未満で地面無効で圧倒的に脆くてH252ヒードランをヨルノズクの球ハイボと合わせて倒せるポケモン」
これを満たすポケモンはアンノーン以外に存在しない
よって、アンノーンはその他ポケモンの劣化ではない。
Q.E.D
◆パーティ構想
アンノーンはトリルで運用したいけど、ヨルノズクは追い風を使いたいからスイッチパでいこうと思う。
①アンノーンとヨルノズク
構築の軸となるアンノーンとヨルノズクは確定
②エースポケモン
めざ地で弱保起動ができるドラミドロ
ヘドロウェーブに巻き込まれないメガクチート
③トリルも猫騙しもワイドガードも欲しい
そんな欲張りのあなたにはバリヤード
④ランドロスが欲しい
ランドロス
完成!
☆パーティ紹介
◆個別解説
アンノーン
今回の構築の軸こんな奴軸にするな
結論から言うと全然活躍しなかった
トリル展開後にドラミドロの弱保起動やヒードランの討伐をするのが主な役割なのだが、貴重なトリルターンをアンノーンなんかに使いたくない。というかアンノーンでクソみたいなめざパ撃ってる暇があるならクチートで岩雪崩した方が百万倍強い。
そもそも仮想敵のヒードランと一度も遭遇しなかったのもダメだった。ヒードランがいないとアンノーンの採用理由がなくなってしまうというのに…
正直、擁護する点も語るべき活躍もなかったのでここは一つ自慢話でも。
なんと、今回使ったアンノーンは色違いコンテストリボン付きなのでとても輝いているのだ!
ピカーン
この輝きを対戦でも発揮して欲しかったよ…
総評:アンノーンは所詮アンノーン
ヨルノズク
「リーシャンとの差別化」というよくわからない理由で採用されてしまったポケモン
一応、色眼鏡のポケモンの中では最も強力な範囲技使いだったりする(シンクロノイズシンボラーを除く)
色眼鏡のおかげで全てのポケモンに打点を持てる範囲アタッカーなのだが、そもそもの火力が低すぎて全てのポケモンに打点を持てていなかった。悲しい
【参考までに火力はこんな感じ】
球ヨルノズクのハイボ×2≒眼鏡ニンフィアのハイボ
ニンフィアでいいな!
一応、追い風要員として最低限の活躍はしたので及第点といったところか。
総評:敵全体にナイトヘッドを撃てるポケモン
バリヤード
猫トリルワイガの全てをこなすマルチタスクの化身
基本的に先発で出して、猫騙しかトリックルームで場を整えたあと、手助けとワイドガードでサポートするのが役割。
耐久はギルガルドのシャドーボールやアローのブレバを耐える程度まで振った。
あまり信用していなかったが、思ったより強かったので別の構築でも使っていきたい。
総評:なんでも出来る便利屋さん
ドラミドロ
圧倒的な火力を誇るトリルエース
アンノーンに弱保を起動させてもらいつつヘドロウェーブでまとめて葬る予定だったのだが、前述の通りトリル中にアンノーンが場に出ることはほとんどなかったので実質持ち物なしで戦っていた。
しかし、持ち物がなくても火力は折り紙付きであり、ヘドロウェーブで敵味方関係なくなぎ倒していく様は壮観の一言。
トリルエースとして文句のない活躍をしたと言えるだろう。
また、耐久耐性もそこそこ優秀なのでトリルを張れない状況でもそれなりに頑張れたのも評価点。
総評:眼鏡流星群の火力がヤバコイルwww
ランドロス
強い
クチート
S:追い風下で準速100族抜き調整
まさかのスイッチクチート
ボックスに意地っ張り個体が眠っていたので採用となった。
追い風下でリザYやメガサナを抜けるようSに振ってみたが、これが中々強かった。
速いクチートは珍しいのか読まれることがなく、上から雪崩やじゃれつくで敵を粉砕するなど高い奇襲性を発揮。このパーティがある程度戦えた最大の要因。
しかし、トリル下で本来抜けるはずの60族に上をとられたりなど、Sを振ることのデメリットもあったのでご利用は計画的に。
総評:クチートと結婚する方法知りませんか?
☆戦績
9戦5勝4敗
ギリギリ勝ち越した。
対戦数少なくない?と思うかもしれないが、これ以上対戦すると絶対負け越すので気持ち良く勝ててるうちに終わらせたかったんです。はい。
ちなみに、ランドロスとクチートとドラミドロが強いだけのパーティでした。
☆まとめ
これまで三度にわたりアンノーンを使ってきたが、私は重大なことに気づいてしまったかもしれない
もしかして…
アンノーンって弱い?
Q、色違いアンノーンどうしたの?
A、同志アインズ氏から送られてきた…怖い…
画像提供:ひこちゃんず様