おむすびローリング大作戦【ORASトリプル】
◆初めに
どうもこんにちは!
皆さんは『おむすびころりん』というお伽話はご存知ですか?
ある村に働き者のやさしいおじいさんとおばあさんが住んでいた。 ある日おじいさんがいつものように山で木の枝を切っていた。昼になったので、昼食にしようとおじいさんは切り株に腰掛け、おばあさんの握ったおむすびの包みを開いた。すると、おむすびが一つ滑り落ちて、山の斜面を転がり落ちていく。おじいさんが追いかけると、おむすびが木の根元に空いた穴に落ちてしまった。おじいさんが穴を垣間見ると、何やら声が聞こえてくる。おじいさんが他にも何か落としてみようか辺りを見渡していると、誤って穴に落ちてしまう。穴の中にはたくさんの白いねずみがいて、おむすびのお礼にと、大きいつづらと小さいつづらを差し出し、おじいさんに選ばせた。おじいさんは小さいつづらを選んで家に持ち帰った。家で持ち帰ったつづらを開けてみると、たくさんの財宝が出てきた。
これを聞きつけた欲の深い隣のおじいさんは、同じようにおむすびを蹴って穴に無理矢理入れた。おじいさんは自分から穴に入っていき、土産をよこせと怒鳴りつけた。ねずみが大きいつづらと小さいつづらを選ばせたが、隣のおじいさんは猫の鳴き真似をしてねずみを脅し、両方のつづらを持って帰ろうとした。ところがねずみはおじいさんに噛み付いたので、おじいさんは降参。懲りた隣のおじいさんは、それからあまり欲張らなくなった。
wikiより
要するに「欲深いのはダメだぞ」というお話です…一般的な解釈では…
しかし、本当にそんなありきたりなお話なのでしょうか?
私は幾度となくこの物語を読み返すうちにとあるメッセージに気付きました…
「おばあさんの握ったおむすびが斜面を転がり落ちた」
この文に違和感を覚えませんか?
そう、三角形に握ったおむすびは簡単に斜面を転がったりしません!
つまり、おむすびは丸く握られていたということになる…
ん?
丸く握られたおむすびが転がった…?
まるくなってころがった…!?
まるくなる、ころがる!?
!?!?!?!?!?!?!?
なるほど!
『おむすびころりん』はまるころの恐ろしさを伝えるお話だったのか!
その裏付けとなるような記述もされている
「転がったおむすびが木の根元に空いた穴に落ちた」
考えてもみて欲しい…
そんな都合良く(悪く)穴が空いているだろうか?
答えは否である
となれば…
転がってきたおむすびが当たった衝撃で穴が空いたと考えるのが妥当だろう
つまり、おむすびという柔らかい物体ですら、まるころに頼れば木の根元に穴を空けられるほどの破壊力となるのだ!
なんと恐ろしい…
何はともあれ、この悍ましい真実を知ってしまったからにはまるころパを組むしかあるまい…
◆ころがる考察
以上より、まるころの恐ろしさは存分に伝わったと思うが、我々はまだ「まるころが恐ろしい」ということしか分かっていない。もっと†理解†を深めるために、強みと弱みを考察していこうではないか!
●強み
・圧倒的な火力
最大まで威力が高まったころがるを耐えること能わず
・まるくなるの存在
実質、A2段階・B1段階上昇の技と化す
●弱み
・強くなるまで時間が掛かる
こればっかりはどうしようもない
・怯みや守るで止まる
こればっかりもどうしようもない
・ころがり始めると命令不可
これもどうしようもない
・ギルガルド
フェイントが効かない専用防御技持ち。どうしようもない
・命中率90%
どうにかなるが、どうにかしないといけない時点でどうしようもない
ふむ…
あれ?もしかして、ころがるってどうしようもない技?
いやいやそんなことはない!
私は確かにあの物語で真実を見たのだ…
とりあえず、以上の強み・弱みを考えた上でパーティに必要なものを挙げていこう
①まるころ使い
→コンセプトにするからには3体は欲しい
→破滅的な火力が出るので不一致でも問題ない
②守る・猫騙しを防ぐ何かしら
→ファスガ・フェイントは汎用性に優れる
→封印は使い辛いが強力
③ターン数を稼ぐ方法
→無視できない猛烈なアタッカーにヘイトを集める
→怒りの粉・この指などの対象変更技
④命中不安のケア
→自らの圧倒的幸運を信じる
こんなところだろうか…
これらを念頭に置いてパーティを組んでいこうと思う。
◆パーティ構想
①まるころ使い
最大打点を叩き出せるゴローニャ
怒りの粉を使えるモロバレル
相性補完に優れるマリルリ
②ヘイト役
火力、硬さ、猫を兼ね備えたメガカメックス
③サポーター
守る・猫を封印できるヤミラミ
全体的に遅いのでトリラーのサマヨール
完成
見た目は強そう
◆パーティ紹介
メガカメックス@メガストーン(メガランチャー)
ねこだまし/ふういん/まもる/さきおくり
モロバレル@くろいヘドロ(さいせいりょく)
キノコのほうし/いかりのこな/まるくなる/ころがる
マリルリ@たべのこし(ちからもち)
アクアジェット/まもる/まるくなる/ころがる
じしん/まもる/まるくなる/ころがる
ぽけっとふぁんくしょん!
●単体解説
メガカメックス
パーティの絶対的エース
潮吹きによる圧倒的範囲火力、対角まで届く二種の波動技、猫騙しといったトリプルにおける強い要素のお子様ランチ
カメックスのおかげでこのパーティが辛うじてパーティと呼べる代物になったと言っても過言ではない。
基本的にはヘイト役となり時間を稼ぐサポーターなのだが、明らかにカメックス自身が攻撃役にまわる方が強かった。というか、カメックスをまるころのサポーターに過ぎない存在と軽視し、雑に扱った試合は全部負けた。
もっと言うと、どれだけカメックスが時間を稼いでもまるころが猛威を振るうことは遂になかった。クソが
総じて、このポケモンをどれだけ活躍させられるかが勝敗の決め手であり、それ以外の全ての行動は茶番でしかなかった。
総評:まるころってなんですか?
サマヨール
147(252)-90( )-151(4)-80( )-200(252)-27( )
ぽけっとふぁんくしょん!
当初、ヤミラミではなくカポエラーがパーティに入っていたので封印・守るを採用していたが、攻撃技がないと置物になること、ヤミラミの加入により現在の技構成へ至る。
役割は純粋なトリックルーマー。トリル展開後はナイトヘッドで攻撃したり、重力・黒い霧でサポートしたりと本能の赴くままに行動してもらう。
恐らく、このパーティで二番目に火力を出した存在(一番はカメックス)であると同時に、パーティの破綻具合を伝える存在であった。
総評:雨乞いと横取り採用したらもっと強そう
ヤミラミ
上述した通り当初この枠はカポエラーだったのだが、猫騙しでころがるを止められ過ぎて発狂したので、猫騙しガンメタ枠としてパーティ入りを果たした。ファスガカポエラーでよくね?と思った方もいると思うが、多分それが正しい。
トリルを展開できなかったときの保険としてさきおくりを採用してみたが、他の技がご覧の有様なため置物化が深刻だったので、イカサマなどの攻撃技を入れた方が絶対いいと思う。
「ころがるを通すため」とかいう訳の分からん理由で加入したポケモンなので、活躍の程は聞かないで欲しい。一つ言えることは、「勝つため」ではなく、「ころがるを通すため」に変なポケモンを採用してはいけないということ。ヤミラミ加入から一勝もしてないのは内緒だ!
総評:ヤミラミは悪くない。ころがるが悪い
モロバレル
モロバレル@くろいヘドロ(さいせいりょく・ゆうかん)
221(252)-150(252)-90( )-105( )-101(4)-31( )
キノコのほうし/いかりのこな/まるくなる/ころがる
ぽけっとふぁんくしょん!
トリプルのN(ニンフィア)キラー筆頭であり、対トリパ決戦兵器
まるころ要員の中では一番活躍した。まるころの面でもそれ以外の面でも。
単純にキノコの胞子・怒りの粉が強力なため、トリル展開後に粉をばら撒いているだけで活躍できた。
また、まるころアタッカーとしても活躍(当社比)し、体力MAXのマリルリを威力480のころがるで仕留めたり、意気揚々と出てきたファイアローを威力60のころがるで粉砕したりと、奇襲性を遺憾なく発揮。クソみたいなまるころアタッカーの中で唯一、一定の戦果を挙げたポケモン。
この構築の成果ともいえる存在だったので、まるころ研究の先駆けとなることを期待したい。
総評:唯一の成功例
マリルリ
マリルリ@たべのこし(ちからもち・ゆうかん)
207(252)-112(252)-100( )-×( )-101(4)-49( )
アクアジェット/まもる/まるくなる/ころがる
ぽけっとふぁんくしょん!
力持ちだけど技威力控え目なマリルリにころがらせたら面白いんじゃね?という発想のもとパーティ入りを果たした。技に関しては、アクアジェットよりじゃれつくの方が良かったかもしれない。格闘重いし
もう察していると思うが、全く活躍しなかった。
まず問題だったのが、必ず集中砲火を受けること。催眠さえ対策すれば怖くないモロバレルと違い、純然たるアタッカーのマリルリは真っ先に狙われる。腹太鼓怖いから当たり前ではあるが…
次に問題だったのが、もう語ることがない点。
総評:まるくなるな、腹を叩け
ゴローニャ
ぽけっとふぁんくしょんの個体紹介に対応してないってマジ?
技:じしん/まもる/まるくなる/ころがる
持ち物:かたいいし
努力値:HA252 D4 最遅
劣化ドサイドン、ころがるの化身、砕かれる者、爆発以外何もできない岩、ふいうち返して、クソザコからあげ、ザクに押し返される石ころ、ぽけっとふぁんくしょんに見捨てられたポケモン、広角レンズころがる(命中率99%)を外したポンコツ
総評:せめて広角レンズころがるは当てて?(諦めて硬い石にした)
◆戦績
15戦 2勝 13敗
うん、知ってた
●反省点
・勝つ行動≠ころがるを通す行動だった点
ヤミラミを採用してから一勝もしていないと述べた通り、ころがるのためにカメックスを雑に扱うと負けると述べた通り、サマヨールの技に雨乞い・横取りを入れた方が強いと述べた通り、ころがるのために掛けた全ての行動が勝ちに繋がっていない。
これに尽きる。
以前、切り札を軸に構築を組んだ際も同じことを思ったが、明らかに手間に見合った結果を得られないと分かっている技を主軸に添えるべきではないのだ。
しかし、モロバレルのころがるが一定の成果を収めたことも事実なので、もしかしたら火力のないサポーターにころがるを採用するのはありなのかもしれない。気の迷いだろ
◆まとめ
そして、ある重大な真実に気が付いてしまった…
もしかして
『おむすびころりん』ってまるころの話じゃない?
しめりけカエルの生存戦略【ORASトリプル】
◆構築経緯
カエル「雨飽きた」
ダンサー「晴らすか?」
カエル「うん」
炎弱点クチート「えっ」
話し合いの末、晴れパが組まれることになりました
◆真面目なお話
悪党な俺「ニョロトノとルンパッパの並びで晴れパだったら面白くね?」
善良な僕「そんなことしても弱いだけじゃないか!」
中立な私「確かに弱いかもしれません。でも、面白そうじゃありませんか?」
善良な僕「一理ある」
ヨシ!
◆雨パ偽装晴れパ
ということで、晴れて雨パ偽装晴れパを組むことになりました。晴れだけに
晴れパだということを悟られては意味がないので、できるだけ外面を雨パに寄せたい。
しかし、雨パ常連のキングドラ、オムスター、ヘイガニ(要出典)などのポケモンを入れても面白いだけで終わってしまう。さすがに晴れとシナジーがないどころか晴れてるせいで弱くなるポケモンは採用したくない。意表を突くだけではバトルに勝てないのだ!
「雨パに入ってても違和感がなく、晴れの恩恵を受けられる」
そんな都合のいいポケモンいるわけ…
いたわ
彼らの特性を見て欲しい…
マラカッチ:貯水、呼び水、葉緑素
エレザード:乾燥肌、砂隠れ、サンパワー
我々はサバンナの奥地にて、雨にも晴れにも対応可能なサボテンとトカゲを発見したのだ!
なんならエレザードは砂にも順応できるぞ!天候偽装パの為だけに生まれてきたポケモンかよ
この2体は是非とも使いたい。
最後の1枠はワイガ、追い風の使えるプテラでいいんじゃない?知らんけど
!完成!
なんかプテラ小さくね?
これはどう見ても雨パですね…
◆パーティ紹介
☆個別解説
ニョロトノ
タイプ:みず
種族値:90-75-75-90-100-70
特性:♰しめりけ♰
持ち物:オボンのみ
技:じしん/おんがえし/はらだいこ/まもる
性格:いじっぱり
努力値:H244 A252 D12
実数値:196-139-95-×-122-90
調整:H偶数
雨を降らすことを忘れたボケガエル
ある意味、今回の構築の軸といえる存在
当初は手助けやアンコールでのサポートを任せていたのだが、そもそもサポートすべきアタッカーが少な過ぎることに気付いた為、腹太鼓型への変更となった。そのせいで湿り気ニョロトノを2体も育成する羽目になったが…
場が整ってから登場し、腹の力で全てを粉砕するのが役割。腹を叩けないと何もできないのはご愛嬌。
まぁ、弱かった。
そもそも腹太鼓が決まらないし、決まっても全然火力が足りない。威嚇を一度くらうだけでH252ガルドを地震で確定1発にできなくなるのは余りにも情けない。
どうやらA75のポケモンを物理アタッカーにしてはいけないようだ。
また、後述するサボテンとトカゲが虚弱体質過ぎる為、腹太鼓をするにも関わらず受け出しに使われることが多かったのもダメな点。これに関してはニョロトノは悪くない。
腹太鼓ができなかったときように、手助けぐらい覚えさせておくべきだったかもしれない。
ちなみに、しめりけは大爆発パ(?)を完封するという謎の活躍をした。
総評:カエルには雨が必要なのです
ルンパッパ
タイプ:みず/くさ
種族値:80-70-70-90-100-70
特性:マイペース
持ち物:バコウのみ
技:ねこだまし/ソーラービーム/れいとうビーム/♰にほんばれ♰
性格:ひかえめ
努力値:H252 C142 D116
実数値:187-×-90-140-135-90
調整:プレートニンフィアのハイボ2耐え
雨を捨て、太陽の下で生きていくことを決めたダンサー
唯一の猫騙し使いなので相応の活躍を期待していたのだが、見事に足を引っ張った問題児。
火力が全然足りなかった。普通は雨下で使うポケモンなので当たり前といえば当たり前ではある。
一応、ソーラービームは雨下の熱湯と同等の火力なのだが、草技と水技では通りに雲泥の差があった。草技は大体半減されてしまう。
また、これといった補助技を覚えないのもマイナス。せめて手助けくらい覚えて欲しい。
いっそ、フラフラダンスで世界を混沌に陥れるのもありだった思う。
置物化が深刻だったので脱出ボタンを持たせて、猫騙しマンにした方がよかったかもしれない。
猫騙しができるから何とかなると思っていたのだが、猫騙し以外できなかったので何ともならなかった。
総評:大人しく雨の世界で生きてください
メガクチート
タイプ:はがね/フェアリー
種族値:50-105-125-55-95-50
特性:いかく→ちからもち
持ち物:クチートナイト
技:いわなだれ/ふいうち/じゃれつく/まもる
性格:♰いじっぱり♰
努力値:H196 A252 S60
実数値:150-172-145-×-115-78
調整:追い風下で準速100族抜き抜き
炎弱点なのに晴れパへ入れられてしまった哀れなポケモン。かわいそう
このパーティにはトリックルーマーがいない為、仕方なく意地っ張り個体を採用。最遅個体を用意するのが面倒だったわけではない。決して。決して…
ニョロトノが腹太鼓をする都合、じゃれつくの代わりに自己暗示を使わせていたこともあったが、そもそも肝心の腹太鼓が全然決まらないので大人しくじゃれついてもらうことに。
活躍の程はぼちぼちといったところ。
全体的に耐久も耐性もよろしくないポケモンばかりだったので、鋼タイプの耐性と威嚇による物理耐久の底上げは大変役に立った。しかし、威嚇の再利用やら受け出しやらで中々攻撃にまわれなかったのは惜しいところ。多分、プレイングが悪い。
あと、異様なまでにじゃれつくを外した。晴れパに入れられた恨みか?
理由はどうであれ、反抗的な態度を取ったクチートちゃんにはたっぷりと"教育"する必要がありそうだ。グヘヘ
総評:強く可愛く美しく
マラカッチ
タイプ:くさ
種族値:75-86-67-106-67-60
特性:♰ようりょくそ♰
持ち物:きあいのタスキ
技:ソーラービーム/がむしゃら/おさきにどうぞ/ニードルガード
性格:ひかえめ
努力値:C252 S252 D4
実数値:150-×-87-173-88-112
調整:CSぶっぱ
雨パ偽装の為だけにパーティ入りを果たした謎のサボテン
劣化ドレディア
普通は水技を吸えるレベル1がむしゃらポケモンとして使うので気付かなかったが、葉緑素だとビックリするくらいドレディアの劣化。フィオネとマナフィばりの上下関係。
おさきにどうぞでニョロトノやクチートを高速化させつつ、致命傷を負ったらがむしゃらで最後の足掻きをする予定だったのだが、上手いことおさきにどうぞもがむしゃらも使う機会が訪れず、ソーラービームを撃ち続ける砲台と化していた。一応、それなりの特攻を持つので多少の火力は出る。
活躍こそしなかったが、ニョロトノやルンパッパと違って扱いきれてない感がすごかったので、罵詈雑言を浴びせるのはやめておこうと思う。
総評:ドレディアでよくね?
エレザード
タイプ:でんき/ノーマル
種族値:62-55-52-109-94-109
特性:♰サンパワー♰
持ち物:いのちのたま
技:ハイパーボイス/10まんボルト/ボルトチェンジ/まもる
努力値:C252 S252 D4
実数値:137-×-72-161-115-177
調整:CSぶっぱ
雨パ偽装の為だけにパーティ入りを果たした謎のトカゲ
圧倒的な火力を誇り、サンパワー発動時のハイパーボイスはニンフィアのそれを凌ぐ程。
素晴らしい火力だ…
どこぞのカエルやダンサーとは大違い。
と、このように火力だけは誰もが認めるところである。
そう、火力だけなら
HP137 防御72
種族値に見えるかもしれないが実数値である。
あまりにも脆い。脆すぎる。
全ての物理技が致命傷になるほどの低耐久に加え、サンパワーと命の球で自ら寿命を削る究極の生き急ぎ野郎。死への道を猛スピードで駆け抜けて行く様は美しさすら感じる程。
とにもかくにも、威嚇ですら補いきれない低耐久を扱いきれるかが重要である。まぁ、扱いきれなかったんですけど…
ガルーラやクチートの不意打ちはまだしも、レントラーの手助け電光石化で7割持っていかれるのは笑えない。どうしろと。
恐らく、ファスガ持ちのポケモンを採用すべきだったのだろう。
クチートの次に活躍したのだが、エレザードを活かそうするばかりプレイングが歪んでしまったことは否めない。
総評:クソザコ虚弱体質エリマキトカゲ
プテラ
タイプ:いわ/ひこう
種族値:80-105-65-60-75-130
特性:プレッシャー
持ち物:ラムのみ
技:いわなだれ/ワイドガード/おいかぜ/♰にほんばれ♰
性格:ようき
努力値:H252 S252 A4
実数値:187-126-85-×-95-200
調整:HSぶっぱ
追い風、ワイドガードを使え、ファイアローに強いポケモン…以上!
実際、何も語ることがない。大して役に立ってなかったことだけは確かである。
別にプテラである必要もなかった。
総評:今度違うパーティで使ってあげたい
◆戦績
20戦 7勝 13敗 くらい
クソ構築にしては勝てた方ではあるが、使ってるポケモンの面子の割には勝てなかった。
何がダメだったのか、とりあえず反省点をまとめてみよう。
☆ダメだったもの
・雨パ偽装にこだわり過ぎ
雨を降らさない時点でニョロトノとルンパッパがお荷物になることは目に見えていた。にも関わらず、偽装の為に謎のサボテンと謎のトカゲを入れたせいでパーティのパワーがガタ落ちしてしまった。
・発想
雨パを偽装したところで別に強くない。なんなら晴れにする必要なんて絶対ない。「何より意表が突ける」この考えがダメだったのだ。
・トリックルーム
誰も相手のトリルを止められないし、返す術もないので無理。一時期、プテラにフリーフォールを採用していたこともあったが有効な対策にはならなかった。
・鋼タイプ
太鼓ニョロトノ以外で倒せない。特にヒードランは何故か毎回晴れてしまうので、火力が上がって手が付けられなくなる。
こんなところか。
特にトリルと鋼タイプがきつく、この両方が入っている相手には一度も勝てていない(大爆発パを除く)(しめりけ最強)。
逆にどっちも入っていない相手とは互角以上に渡り合えたので、トリプルで鋼もトリルもないパーティなんてそうそういないことにさえ目を瞑ればもう少し勝てたかもしれない。
◆まとめ
雨パの面子で晴れパを組むのはさすがに限界があった。当たり前だろ
しかし、試み自体は中々面白いと感じたので機会があれば、今度はもっと偏屈な天候パを組んでみたいと思う。
例えばこんなパーティとか…
画像提供:ひこちゃんず様
【反省会】砂隠れのヌケニン <ORASトリプル>
☆前置き
どうもこんにちは!
段々暖かくなってきて夏の到来を感じますね。
まだ少し早いですが、今回は夏の話でもしましょう。
皆さんは夏といえば何を思い浮かべますか?
セミの抜け殻ですね!!!
私は時々思うのです。
もし、このセミの抜け殻に魂が宿っていたらどうなるのだろうか…
そう、ヌケニンのように…
☆ヌケニン単体考察
クソみたいな前置きはこのぐらいにして本題に入ろう。
今回はトリプルのヌケニンってどうなの?という人類史における至上の難問について考えようと思う。
ちなみに、私は7世代シングルでヌケニンキュワワー構築を使ってレート1850ぐらいまで上げた実績があるので、ヌケニンの何たるかはある程度知っているつもり(イキリヌケニンマウント)
◆ヌケニンの性能
●基本情報
タイプ:むし・ゴースト
特性:ふしぎなまもり
種族値:1-90-45-30-30-40
特殊な処理によりHPは1固定
・弱点
岩、炎、飛、霊、悪
・使える技
シザークロス:虫最大打点
むしくい:きのみムシャムシャ
むしのていこう:虫版バークアウト
シャドークロー:安定した霊技
シャドーダイブ:霊最大打点だが使い辛い
かげうち:先制技
おにび:出てくるバンギとかに差す
まもる:相手が有効打を持ってるかの確認可
いとをはく:過去作限定のS操作技
あやしいひかり:怪しすぎる
いのちがけ:H252バンギに確定207発
●強み
・圧倒的な積ませ性能
上手く運用すれば相手を完封できる
・無限の受け出し性能
特性の性質上、無限にサイクルを回せる
・味方の範囲技に巻き込まれない
波乗り、地震といった強力な範囲技を思う存分振り回せる
●弱み
・岩雪崩、熱風などのメジャーな範囲技
死んでしまいます
・天候ダメージ
死んでしまいます
・ステルスロック
死んでしまいます
◆考察
唯一無二の強力な特性と唯一無二のHP1と唯一無二の複合タイプを持つポケモン界の特異点
不思議な守りは弱点以外の全ての攻撃技を無効にするインチキ特性
存在自体が圧倒的に唯一無二のため他ポケモンとの差別化を考える必要はないだろう。
●ヌケニンが有利な相手
・ニンフィア、メガサーナイト
シャドーボールさえなければ完封可能
幸い採用率はあまり高くない
超火力の範囲技をぶちかましてくるこの2体を相手取れるのは強い
・雨パ
圧倒的に有利な相手
クレッフィの威張る、クチートの雪崩以外の有効打が一切ない
ゴーストタイプ故ゴチルゼルの影踏すら効かない
・メガガルーラ
怪物メガガルーラすらヌケニンの前では微笑ましい親子にすぎない
ただし、不意打ちには注意しよう
噛み砕くは知らない
・カポエラー、モロバレル 他
ヌケニンに打点のない有象無象
メジャーどころで有利な相手はこんな感じだろうか
これだけ見ると少なく感じるが、経験上実際の戦闘だとヌケニンに有効打のないポケモンは以外にも多かったりする。7世代シングルの話だが…
●ヌケニンが不利な相手
沢山いるので考えても仕方ない
弱点である岩、炎、飛、悪、霊の対策を堅めておけばいいだろう
●相性の良い味方
・メガヤミラミ
ヌケニンの終生の相棒。ヤミヌケの並びは一部界隈では結構有名。
全ての変化技を弾き返すマジックミラーと全ての攻撃技をかき消す不思議な守りが合わさり最強に見える。
しかし、ステロや鬼火、毒々などの変化技が飛び交うシングルだからこそ強かった並びであり、小賢しいことはせず火力でごり押してくるトリプルの重鎮たちとやりあえるかは不明。
・バンギラス
実はタイプ面において抜群の相性を発揮する並び
防塵ゴーグルを掛けてバンギランドに訪問するヌケニンのAA(アスキーアート)はあまりにも有名。
・サーフパ
波に乗らない男ヌケニンは波にのまれることもない。
ヌケニンが苦手な炎・岩を波で流し、サーフパが苦手なニンフィアをヌケニンが食い止める
結構相性はよさそうに見える…多分…
・ブロスター、メガカメックス
ヌケニンの弱点を突くポケモンを波動技で片っ端から狙い撃つことができる
水の波動で炎岩、波動弾で悪岩、悪の波動で霊といった具合
今回はバンギラスを相方として採用してみる
◆パーティ構想
①構築の軸となるヌケニン、バンギラスは確定
体格差すごいな!
②バンギラスを入れるなら砂嵐と相性のいいポケモンが欲しい
ドリュウズは宗教上の問題で使えない為、ヤツを使うことにする…
世界から存在を否定され続け、遂には本当に消えてしまったヤツを…
メガガブリアス!
積年の恨み、今こそ晴らそう…
③メガガブと相性がよさそうなポケモン欲しくなってきた
S操作ができて地震に巻き込まれず横取りかフェイントを使えるポケモン…
.....................!!!!!!!!
エアームドで
④いつもの
完成
フェアリー弱点3体いるけど大丈夫か
☆パーティ紹介
◆個別解説
ヌケニン
テッカニンが脱ぎ捨てた殻に魂が宿って現れた生ける屍。
手持ちに空きがあり、バッグにモンスターボールがある状態でツチニンを進化させるとゲットできる変わったポケモン。
進化させる際、モンスターボールを持ってるかの確認を怠らないようにしよう!(1敗)
ポケモンバトルにおける積みの象徴といえる存在であり、数多のプレイヤーをバトルハウスで苦しめてきた害悪。
唐突に出てこられるとマジで困るからやめてくれ…いやホントに…
そんな抜け殻のトリプルでの使用感はというと
ここが強かったぞヌケニン!
・雨パに対する異常なメタ性能
ルンパッパ、キングドラ、ニョロトノ全てを1体のポケモンでみれるのは強い。他にこんな芸当ができるのはチョッキラプラスぐらいだろう。じゃあチョッキラプラスでよくね?
ちなみに、オムスター入り雨パは無理です。無理でした。
・無限の受け出し性能
ニンフィアのハイボ、サーナイトのハイボ、フェアリースキンのハイボに無償降臨できたのは中々強かった。降臨後にニンフィアのシャドボで消されたのは内緒
ここが弱かったぞヌケニン!
・対角からの攻撃
アローのブレバ、サザンの悪波など対角から弱点を突いてくる技がとにかくつらい。正面2体に有効打が無くても対角にアローがいるせいでヌケニンを出せない状況が多かった。
・攻撃性能の低さ
せっかく無償で受け出せてもやることがない。シャドークローは大した打点にはならないし、鬼火は外すし、虫の抵抗はやってることがショボい。一時期、火力を求めて影撃ちとゴーストダイブを採用していたがどちらも何とも言えない使い勝手だった。
結局どうだったの?
弱い
刺さる相手には滅法強いのだが、雨パ以外にヌケニンが刺さることはそうそうなかった。
そもそも、シングルでも出せそうなら出すといったポケモンなので、出せそうにないのに出さなければならないトリプルとの相性が絶望的に悪い。
また、対角からの攻撃に弱いのは盲点であり、このことがヌケニンの評価を下げた最大の要因である。
自分が対角に攻撃することは想定しているのに相手からの攻撃を想定していないのはアホすぎた。
さらにさらに、当初のコンセプトだったバンギラスとの相性もさほど良いとは言えなかったのもダメ。
これに関してはバンギラスの方で語るとする。
総評:シングルに帰ろうヌケニンくん!
バンギラス
この構築の問題児
ダメ。全てがダメ。ヌケニン以下の役立たず。C個体値29。
特殊型にしたのが原因では?と思う人もいるかもしれないが、物理型があまりにも弱すぎた結果なので物理型はもっと弱い。
何がダメだったのか?
・メガガブリアスとの相性が悪い
一見、砂起こしと砂の力で相性がよく見えるが、バンギラスからすると別にガブリアスはいらないし、ガブリアスからすると地震を撃つのに邪魔でしかない。
また、どちらもランドロスが重すぎるという致命的欠陥がある。バンドリ使いはどうやってランドロスを突破しているのだろうか。
・ヌケニンとの相性が別によくない
正直、全部ランドロスのせい。
・使い方が下手
バンギラスが悪い。俺は悪くねぇ!
総評:600族の天候特性持ちがこんなに弱いことある?
メガガブリアス
S92
みんな大好きS92。強力な範囲技を使えるエースとして採用してみた。
メガガブの強みは火力と耐久だと思っているので、最低限のS(最速バンギ抜き)を確保しつつ残りはHAに突っ込んだ。
使った感想としては、有利盤面からの地震が中々の制圧力を誇ってそこそこ強かった。
ただ、上述した通りバンギラスとの相性がお世辞にもよいとは言えず、砂嵐の恩恵だけ受けて後は極力関わらないビジネスパートナー的な関係だったのは残念。
弊社はアットホームな職場を目指しております!
パーティ内でヌケニンと主役の取り合いをしていたのは秘密。どこがアットホームだよ
総評:思ったよりは強かったのでメガガブが主役の構築を組みたい
エアームド
メガガブ派閥の鳥。エアームドがいることでヌケニンに利するものは何一つない。
最初はこの枠にファイアローがいたのだが、ランドロスがヤバすぎてヤバくてヤバイので変更となった。
フェイント、追い風、にらみつけるで手厚くサポートし、地震には巻き込まれないメガガブの真の相棒。
上から睨めるようにSはメガガブより1高くしているが、メガ進化したターンはガブの方が速いのに注意(3敗)
今考えると、構築がヌケニン中心からメガガブ中心に移行し始めたことを告げる存在だった気がする。
総評:悪くなかったのでメガガブリアス構築にて採用されると思う
カポエラー
いつもの1
フェアリー弱点が3体になってしまうので入れるのを躊躇ったが、結局その利便性に惹かれてしまった。
安定して安定した活躍で心に安定をもたらした。
総評:一家に一体カポエラー
ニンフィア
いつもの2
この構築がある程度勝てた最大の要因。
かの者が吠える時、世界は始まりへと還る…
総評:強すぎワロタ
☆戦績
勝率約40%
うーん…
問題点は大体述べたが、やはり一番気になった点はパーティのチグハグさ
バンギとメガガブを筆頭に絶妙にパーティのかみ合いが悪い。
ならメガガブを抜いたら…と思って違う構築を組んでみたものの、そっちも上手くいかなかった。
多分、バンギとヌケニンが枠を圧迫しているのにも関わらず、その2体の相性が大してよくないことが原因だろう。
バンギラスはヌケニンを主軸とした構築にいらない。
☆まとめ
バンギラスに全ての責任を押し付けたみたいになってしまったが、実際はプレイングの甘さによる敗北も沢山あったので、人のせいにする前にそっちをどうにかした方がいいと思います。はい。
とりあえず私から言えることは
全員選出のトリプルでヌケニンは超難しい
以上!
画像提供:ひこちゃんず様
アンノーン単体考察【ORASトリプル】
どうもこんにちは!
皆さんはジョウト四天王カリンのあのセリフはご存じでしょうか?
「強いポケモン 弱いポケモン そんなの人の勝手 本当に強いトレーナーなら 好きなポケモンで 勝てるように頑張るべき」
深みのあるいいセリフですね!
ということで
今回はどうすればアンノーンを対戦で活躍させられるか、真剣に考えてみようと思います。
☆アンノーン単体考察
◆基本情報
タイプ:エスパー
種族値:48-72-48-72-48-48
特性:ふゆう
・弱点
悪、霊、虫
・覚える技
めざパ超:アンノーン最大打点
めざパ地:ヒードラン対策。倒せない
めざパ闘:バンギラス対策。倒せない
◆考察
めざめるパワー以外の技を一切覚えないポケモン。もう無理そう
種族値も壊滅的であり、特攻こそ72とそれなりの数値だが他は攻撃を除きAll48。やっぱ無理そう
唯一の救いは特性がそこそこ強いこと。しかし、浮遊のポケモンは結構多いので差別化ができるかというと…
まぁ無理なことなんて百も承知。嘆いていても仕方ないので、アンノーンの強みと弱みを考えてみよう。
●ここが強いぞアンノーン!
・S50族(ハリテヤマ、クチートなど)を下回る絶妙な素早さ
これは本当に強み足り得る
・圧倒的な脆さ故、迅速に裏のエースを降臨させられる
別に強みではない
・なくはない火力
敵を殴れて、味方の弱保起動もできる微妙な火力
●ここが弱いぞアンノーン!
・弱い
弱い
うん…
お察しの通りアンノーンを強く使うのは不可能と言っていいだろう。
そもそもめざパ以外の技を覚えず、種族値も低い時点で結論は出ている。
なので、今回はアンノーンを強く使うよりもアンノーンにしかできないことを探し、それを採用理由と言い張ることにしようと思う。
雑魚には雑魚の使い道があるのだ!
◆他ポケモンとの差別化
他ポケモンと差別化さえできれば採用理由なんていくらでもでっち上げられるので、まずはアンノーンの唯一性を確かめていきたい。
●アンノーンに似てるポケモンを絞り込む
①S50未満の浮いてるポケモン
ドーミラー、ドータクン、ヨマワル、ドガース、シビビール、リーシャン、マスキッパ、トゲチック、ビークイン、マメパト
②最低限の火力がある
ドータクン、シビビール、リーシャン、マスキッパ、トゲチック、ビークイン
③圧倒的に脆い
リーシャン
以上より、アンノーンはリーシャン以外との差別化は出来てると言えるだろう。
強いかどうかはともかく…
●リーシャンとの差別化
リーシャン:45-30-50-65-50-45
アンノーン:48-72-48-72-48-48
こいつら種族値そっくりだな…
見ての通りアンノーンとリーシャンは種族値が非常に似ている上、タイプと特性まで同じである。
じゃあ技で差別化といきたいが、リーシャンも当たり前のようにめざパを使える為、いよいよアンノーンの立つ瀬がない。
どうしよう…これだとリーシャンの劣化じゃん…
だが、私は三日三晩悩み続けた果てに発見した…
アンノーンにしかできないことを…
アンノーンがリーシャンの劣化ではないと証明してくれるポケモンを…
その者の名は…
ヨルノズク
色眼鏡ヨルノズクの球ハイパーボイス(ダブル補正あり)とアンノーンの眼鏡めざ地を合わせることで、H252ヒードランを確定で倒せるのだ!
・ダメージ計算(H252ヒードランに対して)
ヨルノズク球ハイボ → 27.7%~32.8%
アンノーン眼鏡めざ地 → 74.7%~88.8%
リーシャン眼鏡めざ地 → 70.7%~84.8%
素晴らしい…
これでアンノーンとリーシャンの差別化も出来たと言って過言ではないだろう。
ただ、アンノーンとヨルノズクを同じ構築に入れる必要が生まれたが、些細な問題ということにしておこう。うん。
●まとめ
「S50未満で地面無効で圧倒的に脆くてH252ヒードランをヨルノズクの球ハイボと合わせて倒せるポケモン」
これを満たすポケモンはアンノーン以外に存在しない
よって、アンノーンはその他ポケモンの劣化ではない。
Q.E.D
◆パーティ構想
アンノーンはトリルで運用したいけど、ヨルノズクは追い風を使いたいからスイッチパでいこうと思う。
①アンノーンとヨルノズク
構築の軸となるアンノーンとヨルノズクは確定
②エースポケモン
めざ地で弱保起動ができるドラミドロ
ヘドロウェーブに巻き込まれないメガクチート
③トリルも猫騙しもワイドガードも欲しい
そんな欲張りのあなたにはバリヤード
④ランドロスが欲しい
ランドロス
完成!
☆パーティ紹介
◆個別解説
アンノーン
今回の構築の軸こんな奴軸にするな
結論から言うと全然活躍しなかった
トリル展開後にドラミドロの弱保起動やヒードランの討伐をするのが主な役割なのだが、貴重なトリルターンをアンノーンなんかに使いたくない。というかアンノーンでクソみたいなめざパ撃ってる暇があるならクチートで岩雪崩した方が百万倍強い。
そもそも仮想敵のヒードランと一度も遭遇しなかったのもダメだった。ヒードランがいないとアンノーンの採用理由がなくなってしまうというのに…
正直、擁護する点も語るべき活躍もなかったのでここは一つ自慢話でも。
なんと、今回使ったアンノーンは色違いコンテストリボン付きなのでとても輝いているのだ!
ピカーン
この輝きを対戦でも発揮して欲しかったよ…
総評:アンノーンは所詮アンノーン
ヨルノズク
「リーシャンとの差別化」というよくわからない理由で採用されてしまったポケモン
一応、色眼鏡のポケモンの中では最も強力な範囲技使いだったりする(シンクロノイズシンボラーを除く)
色眼鏡のおかげで全てのポケモンに打点を持てる範囲アタッカーなのだが、そもそもの火力が低すぎて全てのポケモンに打点を持てていなかった。悲しい
【参考までに火力はこんな感じ】
球ヨルノズクのハイボ×2≒眼鏡ニンフィアのハイボ
ニンフィアでいいな!
一応、追い風要員として最低限の活躍はしたので及第点といったところか。
総評:敵全体にナイトヘッドを撃てるポケモン
バリヤード
猫トリルワイガの全てをこなすマルチタスクの化身
基本的に先発で出して、猫騙しかトリックルームで場を整えたあと、手助けとワイドガードでサポートするのが役割。
耐久はギルガルドのシャドーボールやアローのブレバを耐える程度まで振った。
あまり信用していなかったが、思ったより強かったので別の構築でも使っていきたい。
総評:なんでも出来る便利屋さん
ドラミドロ
圧倒的な火力を誇るトリルエース
アンノーンに弱保を起動させてもらいつつヘドロウェーブでまとめて葬る予定だったのだが、前述の通りトリル中にアンノーンが場に出ることはほとんどなかったので実質持ち物なしで戦っていた。
しかし、持ち物がなくても火力は折り紙付きであり、ヘドロウェーブで敵味方関係なくなぎ倒していく様は壮観の一言。
トリルエースとして文句のない活躍をしたと言えるだろう。
また、耐久耐性もそこそこ優秀なのでトリルを張れない状況でもそれなりに頑張れたのも評価点。
総評:眼鏡流星群の火力がヤバコイルwww
ランドロス
強い
クチート
S:追い風下で準速100族抜き調整
まさかのスイッチクチート
ボックスに意地っ張り個体が眠っていたので採用となった。
追い風下でリザYやメガサナを抜けるようSに振ってみたが、これが中々強かった。
速いクチートは珍しいのか読まれることがなく、上から雪崩やじゃれつくで敵を粉砕するなど高い奇襲性を発揮。このパーティがある程度戦えた最大の要因。
しかし、トリル下で本来抜けるはずの60族に上をとられたりなど、Sを振ることのデメリットもあったのでご利用は計画的に。
総評:クチートと結婚する方法知りませんか?
☆戦績
9戦5勝4敗
ギリギリ勝ち越した。
対戦数少なくない?と思うかもしれないが、これ以上対戦すると絶対負け越すので気持ち良く勝ててるうちに終わらせたかったんです。はい。
ちなみに、ランドロスとクチートとドラミドロが強いだけのパーティでした。
☆まとめ
これまで三度にわたりアンノーンを使ってきたが、私は重大なことに気づいてしまったかもしれない
もしかして…
アンノーンって弱い?
Q、色違いアンノーンどうしたの?
A、同志アインズ氏から送られてきた…怖い…
画像提供:ひこちゃんず様
【PWT in ホウエン】お星さまになったピィ【ORASトリプル】
どうもこんにちは!
アニメポケモン新無印83話に出てくるキララです。
ある日、パパとママのスマホを借りてネットサーフィンしていたところ、秋桜さん主催の大会 PWT in ホウエン なるものを発見しました。
どうやらORASトリプルのなりきりパ大会らしいです。
大会の詳しいルールは下記参照
ぱるしぇんさいきょーせつ:PWT in ホウエン 参加者募集記事 (blog.jp)
なんか面白そう!
私、この大会に出たい!
☆構築経緯
しかし、大会に参加するとはいっても私はジョウト地方の小さな町に住む小娘、そもそも全然ポケモンを持ってない。
唯一持っていたピィもお星さまになっちゃったし…
どうしよう…
アンノーンNIGHT「…………………」
あっ…めだまちゃん!
久しぶりだね!どうしたの?
アンノーンFIGHT「…………………」
もしかして…一緒に大会に出てくれるの…?
アンノーンYES「…………………」
えっと…それは出てくれるってことでいいのかな…?
ごめん、英語わかんないや…
アンノーンBAKA「バカ」
めだまちゃん…私泣いちゃうよ…
でもよかった…
めだまちゃんが協力してくれるみたいだしとりあえず大会には出られそう。
あとは私らしさを出すためにピィは必要だよね。
どうしようかな…
………………………
....................
………
ピィはその辺で捕まえました
よし!
☆パーティ紹介
ピィ
性格:なまいき
特性:フレンドガード
技:うたう/あまえる/てんしのキッス/まねっこ
持ち物:しんかのきせき
努力値:HD
今は亡き私の大切なポケモン
当初の予定ではお星さまになったということでゴーストかヒトデマンにするつもりだったが、さすがに思いとどまった。あまりに非人道的行為である…
技に関してはかつてのピィを忠実に再現。私が幼き日を共に過ごしたピィは確かこんな技構成だったハズ…子守りがメインだし。
さらにパパとママに聞いたところピィには輝石を持たせていたことが判明(要出典)。これは不完全変態である人という生命体には輝石が対応しなかった為、重労働の子守りをさせるに当たってピィへ持たせたものだと推測される。
今回はパパとママから肩揉みと皿洗いを担保に輝石を借りることに成功したので、そのままピィへと横流しした。
本パーティの中でもっとも器用なポケモン故、この者に頼ることは多くなるだろう。
総評
新無印83話めっちゃ良くないですか?
アンノーンN
性格:れいせい
技:めざめるパワー超
持ち物:こだわりメガネ
努力値:HC
始まりのN
彼の号令によりジョウトは常夜へと誘われた
アンノーンI
性格:ひかえめ
技:めざめるパワー闘
持ち物:こだわりスカーフ
努力値:CS
アンノーン界最強のI
何故最強なのか、我々にそれを知る術はない
アンノーンG
性格:ひかえめ
技:めざめるパワー地
持ち物:ひかりのこな
努力値:HC
Gに見えないG
その姿で数多のアンノーンコレクターを欺いてきた
アンノーンH
性格:ひかえめ
技:めざめるパワー氷
持ち物:きあいのハチマキ
努力値:HC
発音しないH
一説によると車のハンドルを作る際、その形が参考にされたとか
アンノーンT
性格:ひかえめ
技:めざめるパワー炎
持ち物:せんせいのツメ
努力値:HC
終わりのT
彼の存在により悠久の夜は完成する
☆戦績
1戦目 VSさすらいのミラーボ 敗北✖
お相手はルンパッパを5体を率いるプロのダンサー。
ルンパッパとミラーボの華麗なダンスに見惚れてしまいそのまま敗北。蝶のように舞い、蜂のように刺すその戦い方はまさしく芸術だった。これがアフロの力…
しかし意外にも善戦し、あと6体倒せれば勝てるところまで追い込むことに成功した。
2戦目 VSヨウ 敗北×
お相手の意気込み通りピィが凍らされて置物になり敗北。
冷凍されたピィは儚く、そしてとても愛らしかった…
冷凍される…?
そうだ!
凍らせてしまえばピィがお星さまになっちゃうこともないんだ!
ずっと一緒にいることができるんだ!
ねぇ…ピィ…
お願い…
凍ってくれる?
3戦目 VSブルー 敗北×
レッド、グリーンとは幼馴染であると明言して憚らない謎の少女
誰よこの女!
進化前が3体もいるのに負けてしまった…何故だ…
4戦目 VSカルム 敗北×
XY染色体を持つ方のXY主人公
メガアブソルにめだまちゃんのめざパ闘を撃ったら7割削れてびっくりした。
しかし、結果はアブソル以外倒せずに敗北。アブソルくん?
☆まとめ
0勝4敗という悲惨な結果になってしまった…
どうしてこんなことに…
私なりに敗因を考えてみたところ、どうやらめだまちゃんがあんまり役に立ってなかったみたい。
めだまちゃんの力を借りて私はジョウトに明けることのない夜を生みだしたが、ポケモンバトルで永遠の夜を作っても特に意味はなかった。精々チェリムが萎むくらい。
今回の大会でわかったことは”NIGHT”は対戦向きじゃないってこと
次は”DEATH”でいこうねめだまちゃん!
☆最後に
私はピィとの別れを乗り越えて、今では大会に出られるくらい元気になったよ
だからねピィ
もう大丈夫だよ、心配しないで
ピィ「ホントに大丈夫か?」
Q、なんでキララにしようと思ったの?
A、知らん
Q、理想アンノーン5体もどうしたの?
A、同志アインズ氏からの搾取品
画像提供:ひこちゃんず様
ポケットモンスター、83話『お星さまになったピィ』、19年11月17日から放送中。
OLM、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
エスパー単浮遊統一【ORASトリプル】
☆前置き
どうもこんにちは!
突然ですが、皆さんは統一パをご存知ですか?
ある共通点を持ったポケモンたちだけで組んだパーティのことですね。
この統一パ、ルールを問わず根強い人気があり古今東西様々な構築が組まれてきました。
タイプ統一、特性統一などがその最たる例でしょう。
しかし、昨今の統一パ界隈では腐敗が深刻な問題となっています。
虫統一にヒードランやフライゴン、草統一にウソッキーを入れるのはまだいいとして
あろうことか水統一にゲッコウガを入れるとんだ戯け者も存在するのだ!
断じて許してはおけぬ…
ということで、今回は腐りきった統一パ界隈に喝を入れるべく馳せ参じました。
"本物"の統一パを見せてやろう…
☆構築経緯
シンオウの3UMAって全員エスパー単浮遊だよなー
あれ?クレセリアもエスパー単浮遊じゃん!
もしかして、エスパー単浮遊のポケモンだけでパーティ組めるのでは?
組めたわ 組めるな
刮目せよ!これがエスパー単浮遊統一だ!
どうすんだコレ…
☆パーティの勝ち方を考える
ナタネパでもやったお馴染みのコーナー
こんなもんお馴染みにするな
始まる前に終わってるような構築だが、とりあえず誰が何をできるか整理してみる
そこから見えてくるものがあるかもしれない
アグノム:大爆発
ユクシー:ステロ、あくび、おきみやげ
エムリット:まねっこ
クレセリア:色々
チリーン:催眠術、コスモパワー、アシストパワー
リーシャン:チリーンと同じ
アンノーン:♰目覚めるパワー♰
うん、思った以上に深刻だな!
そもそもまともに火力を出せるポケモンがアグノムしかいない
一応、アンノーン以外は自己暗示と瞑想を覚えるので暗示リレーができるが、肝心のアシストパワーはチリーン族しか覚えないという地獄
チリーンに積みエースをやらせろと?ご冗談を…
他にできそうなことはアグノムの大爆発で全てを吹き飛ばすぐらい。
幸い手助けはアンノーン以外使えるので火力は補強できるだろう。
手助けした後どうなるのか、あえてここでそれを言うことは避けるとする…南無
個人的にすぐ爆発に走るのは美しさが足りない気がするので、暗示リレーを中心にパーティを組もうと思う。
☆パーティ紹介
◆やりたいこと
アグノムで壁貼り、エムリットで封印をして相手からの有効打をなくす
*用済みのアグノムにはさっさと爆ぜてもらおう
↓
チリーンはユクシーにズアのみを投げつけられて弱保起動、さらにコスモを感じて要塞化
↓
ユクシーとクレセリアには自己暗示でコスモを感じたと思い込ませる
↓
必要ならその都度瞑想を積んでジリジリと詰めていく
↓
無理な相手はアンノーンで強引にねじ伏せる
↓
圧倒的なビクトリー!
パーフェクトなプランだ…
◆戦績
勝率0%
どうしてこんなことに…
一体何がいけなかったのか考えてみよう…
◆反省点
・暗示リレーはタイプが異なるポケモンたちに繋いでいくから強いのであって、同タイプ同特性のポケモンに繋いでも弱い
→何故かエスパータイプのポケモンしかいない
・チリーンを起点にするのは無理があった
→コスモを感じている間に倒される
・クレセリアに火炎玉を持たせてはいけない
→サイコシフトしたかったんです…
・まともに戦おうとした
→常識的に考えてまともにやっても勝てるわけない
・バンギラスを倒せない
→諦めろ
これらが瞑想暗示大作戦が失敗に終わった理由だろう
以上を踏まえてパーティの見直しをした結果できたのがコチラ!
爆ぜろアグノム、弾けろアグノム
結局爆発じゃねーか!
◆やりたいこと
エムリットが封印で守るを封じ、チリーンと共にアグノムに手助け
↓
アグノムの超新星爆発で全てを一掃
↓
アンノーンが時間を稼いでる間に準伝2体で弱保瞑想暗示を積む
↓
確立されたグロウリー!
これならいけるぞ…
ちなみに、ズアのみを投げつけると特防が上がります
◆個別解説
アグノム
爆弾💣
2体の殉教者と共に爆ぜ散ることのみが役割
自然の恵みを使わせてバンギラス対策!
なんてことも考えたが結局爆弾におちついた
爆弾でしかないから語ることなし
ちなみに爆発アグノムでミラーしたりしました
なんでだよ!
総評:ツァーリ・ボンバ
エムリット
殉教者その1
アグノムを手助けしてそのまま爆発に飲み込まれるのが仕事
封印で相手の守るを防いで確実に爆発を通す以外の役割はない
光の粉を持つことで爆発から奇跡の生還を狙う
総評:ドエムリット
チリーン
殉教者その2
アグノムと共に消えることを唯一の悦びとする狂った風鈴
ドーブルのダクホを神秘で防ぎつつ横取りでワイガを許さない、エムリットとは違った側面でサポート
相手のワイガを奪うと生還できるが、生きていてもやることがないのでそのまま死んでもらいたいのが本音
総評:風情のある爆発を心掛けよう
ユクシー
劣化クレセリアポケモン
クレセリアにズアのみを投げつけて弱保起動、自己暗示で自分もその恩恵にあずかりジワジワと詰めていく姑息な戦い方が得意
物理方面を補う手段としてはリフレクターを採用
補えていたかは不明
やりたいことは比較的上手くいったが強かったかというと…
総評:欠伸、ステロなど光る技は持っているのだが、そのどれもがトリプルには不向き。大人しくシングルで使うのが賢明だと思う。
クレセリア
強化ユクシーポケモン
弱保と瞑想で能力を上げて殴りかかりに来る非常に暴力的なクレセリア
圧倒的な耐久と瞑想を組み合わせることでかなりの詰め性能を発揮する
このパーティが詰める段階までいけたらの話だが…
使用感は悪くなく、普通に強かった。このパーティでなければ
総評:君"は"強いよ
アンノーン
この世界の観測点
全てを見て、全てを知り、そして何もしない
全にして一、一にして全である存在
総評:出来心ってあるよね
◆戦績
勝率0%
マジ?
☆まとめ
無理です。はい。
タイプと特性を縛るとさすがに何もできない。
3UMAにクレセリアとかいう大体同じことしかできない奴らがいたのもその一因だろう。
これ以上使い続けると命にかかわりそうなのでこれにて解散とする。
最後に、この構築から学んだことを述べてを閉幕とさせて頂きます。
一時のノリに身を任せると碌なことにならない
以上!
Q、何これ?
A、エスパー単浮遊統一
Q、理想アンノーンどうしたの?
A、同志アインズ氏からの賜りもの
次はまともな構築作ります
誠に申し訳ございませんでした
エコーボイス卒業論文
エコーボイスについて3回にわたり考察してきたが、さすがに飽きてきたので今回をもってエコーボイス研究はひとまずの終わりとする。
☆エコーボイスとは?
威力40のノーマル特殊技(音技 単体攻撃)。使う度に毎ターン威力が40上がっていく(上限は200)一風変わった技。
*ただし、1ターンに何回使ってもターンごとに上がる威力は40。守るやゴーストタイプに無効にされても威力は上昇する。
ここまでなら面白い技として考察されたり対戦で見かけたりすることもあっただろう。
実はこのエコーボイスという技、重大な欠陥が存在する。
それはなんと毎ターン使わないと威力が40に戻るのである
もう一度言おう ”威力が40に戻るのである”
そもそもポケモンというゲームは、基本的に不利な相手からは引いて味方に任せるという交代が重要である。しかし、毎ターンエコーボイスを使わないといけないので交代ができない。
つまり、エコーボイスという技はポケモン対戦の基本を否定しているのだ。
さらにさらに、エコーボイスを使う予定のポケモンが倒されたり、怯まされたりしても技の使用ができず威力が40に戻るのである。
…………無理じゃね?
☆エコーボイスパーティの構想
上記の内容から分かるように色々と破綻しているエコーボイスだが、パーティを組むとしたらどうなるかを考えてみる。
1,火力特化型
メガサーナイト、ニンフィア、アマルルガを採用し、スキン系特性により火力が上乗せされたエコーボイスで全てを破壊する型。
→如何にしてエコーボイスの威力を上げるのか?
威力が上がったところでヒードランやギルガルドを突破できるのか?
破壊光線をぶちかました方が強くね?
2,耐久重視型
ハピナス、メガタブンネなどの高耐久ポケモンを採用し、粘り強く戦う型。
→エコーボイスの威力が200になっても火力が足らないのではないか?
地球投げや毒々をした方が強いのではないか?
ヒードラン、ギルガルドどうすんの?
3,特殊型
ツボツボがハピナスにガードシェアをして最強のハピナス爆誕。エコーボイス連打で全ての敵を殲滅。
→構築がギミックによるので上手くいかないとそのまま負けるのでは?
ツボラキで地球投げしてる方が絶対強いと思うんですけど?
ヒードラン、ギルガルドやばくね?
以上より、耐久重視型が一番独自性を出しやすくエコーボイスも活かせる気がするので採用。
敵の攻撃を耐えて威力の上がったエコーボイスで反撃する重戦車の如きパーティを目指す。
☆使用ポケモン
・耐久が高くて、エコーボイスが使えて、特攻も最低限あるポケモンが欲しい!
→ハピナス、メガタブンネ(メガヤドラン)
・ニンフィア枠が欲しい!
→ニンフィア
・耐久の底上げとして壁張り要員が欲しい!
→ニャオニクス
・物理耐久が不安だから威嚇枠が2つ欲しい!ヒードラン、ギルガルドに強いとなお良し
→霊獣ランドロス、ズルズキン
~~~完成~~~
☆使用感
ハピナス NN:ピンクだま
性格:のんきBD最遅 持ち物:たべのこし 特性:いやしのこころ
技:エコーボイス たまごうみ いやしのはどう ♰かえんほうしゃ♰
言わずと知れたピンクの悪魔。5世代できせきラッキーにその地位を奪われた為、ORASではハピナス道場師範の道へ。今回はラッキーより特攻が高いことが評価され採用に至った。
圧倒的な特殊耐久と二重威嚇、両壁によるサポートで物理格闘以外の全てを受け切り場に居座り続けた怪物。特殊アタッカーに対する詰ませ性能がもの凄く高く、ハピナスを突破できないがために降参されたことが多々あった。
エコーボイスの使用、いやしのはどうでのサポートなど当初想定していた役割を完璧に遂行。パーティの中核を担った。
かえんほうしゃの枠はひかりのかべやどくどくを入れていたが、キリキザンが重すぎること、特殊ガルドを完封できることに気付き変更となった。ハピナスのかえんほうしゃは読まれないのか、かなり活躍したので正解だったと思う。
ただし、夢特性のいやしのこころはただの一度も発動しなかった。私のためにわざわざXYのフレンドサファリで捕まえてきてくれた個体を頂いたものだったので申し訳ない気持ち。
総評:とても良い◎
タブンネ NN:あんざんがた
性格:なまいきH252B132D124最遅 持ち物:タブンネナイト
特性:さいせいりょく⇒いやしのこころ
技:エコーボイス ねがいごと いやしのはどう ♰トリックルーム♰
ハピナスに続く経験値袋。5世代出身のポケモンで唯一メガ進化をもらってたりする。
メガ進化により防御と特防が跳ね上がり両受けが可能に……?
役割はハピナスと同じで、エコーボイスの使用といやしのはどうによるサポート。他にはトリックルームによる切り返しもできるためS操作担当でもある……
結論を言ってしまうと微妙だった。びっくりするぐらい微妙。ちゃんと活躍もするし弱くはなかったのだが派手さがなかった。かといって、ハピナスみたいないぶし銀の活躍もできなくはなくはなくは……
とまぁ、この歯切れの悪さがメガタブンネの微妙さを物語っている。
微妙さの理由は簡単で、一つは両受け可能ということはどちらも中途半端の裏返しであること。もう一つは後述するニンフィアとタイプが被っていること。特に2つ目は致命的であり、このせいで鋼タイプが尋常じゃないほど重かった。
また、ねがいごとも微妙だった。時差のある回復技は単純に使い辛い。そしてなんとよこどりで奪われる。っていうか奪われた。
以上がメガタブンネが微妙であった理由だと思う。
技に関しては、なりきりを入れてみたらと提案されて面白そうだったが結局試していない。誰かなりきりメガタブンネ使ってみません?
特性は触れないであげるのが一番いいよね…
総評:悪くはない△
ヤドラン NN:チョココロネ
性格:なまいきHD最遅 持ち物:ヤドランナイト
特性:どんかん⇒シェルアーマー
技:エコーボイス ねっとう なまける ♰トリックルーム♰
自らの力を誇示し、タブンネからメガ枠を奪い取った実力派チョココロネ。
B種族値は圧巻の180。無振りでも実数値250をほこり、HB特化メガタブンネとH振りのみのメガヤドランの物理耐久指数は同等である。
特攻もかなり高く無振りでも実数値150である。メガタブンネの特攻は無振りで100なため、1.5倍の数値。つまり、メガタブンネのタイプ一致エコーボイスとメガヤドランのタイプ不一致エコーボイスは同じ火力なのだ。タブンネさん…?
ちなみに無振りメガヤドランとメガタブンネの威力200エコーボイスは、特化シャンデラのかえんほうしゃより僅かに火力が高い。こう考えるとそれなりの火力である。
物理に強い反面、特殊に対してはあまり強くないので今回はHDに特化させることとなった。
役割はタブンネと同じ。ヒードランに強く、エコーボイスに頼らなくても火力のあるメガタブンネと思ってもらえれば大体あってる。ユキノオーやサザンドラなど苦手な相手はタブンネより多いが、得意な相手もタブンネより多い。
総じてタブンネより優秀であり満足のいく活躍をしてくれた。
総評:良い〇
ニンフィア NN:レクイエム
性格:れいせいHC最遅 持ち物:せいれいプレート 特性:フェアリースキン
技:エコーボイス ♰ハイパーボイス♰ みきり でんこうせっか
トリプルバトルの王ニンフィア。
特殊耐久、火力ともに高くパーティのメイン火力を担った。
高耐久ポケモンとサポーターが整えた場に颯爽と現れ、破壊の限りを尽くし去っていく大量破壊兵器。
エコーボイスよりもハイパーボイスをしていることのほうが多かった。その他メンバーが削った敵をハイパーボイスでまとめて消し飛ばす様は見ていてとても楽しい。
どうしてもハイパーボイスが目立ったが、エコーボイスもそれなりの活躍をしておりメガガルーラ、ニンフィア、トリトドンを一撃で倒すなどした。使い勝手は案外悪くなく、威力が低い時はムーンフォース、高い時は無反動はかいこうせんといった感じだった。威力80の時点で威力95のムーンフォースより火力が高くなるのは、さすがにスキン系特性がインチキすぎると思う。
総評:とても良い◎
ニャオニクス NN:いたずらねこ
性格:おくびょうHS 持ち物:ひかりのねんど 特性:いたずらごころ
技:♰エコーボイス♰ リフレクター ひかりのかべ しんぴのまもり
味方のサポートに徹するあまりいたずらしない猫。間違っても威張ったりしない謙虚さを持っている。
特に語ることはない。ひたすら壁を張るだけの存在。壁を張り終わった後、エコーボイスを打つか交代するかは時と場合によりけり。エコーボイスのおかげで居座る選択をしても置物化しない点はにらみつけるニャオニクスに通ずるものがある。
本当はねこだましを入れたいのだが、モロバレルやドーブルを考えるとしんぴのまもりは外せない。
やることは地味だが結構重要な存在であったことは間違いない。
総評:良い〇
ズルズキン NN:あめがっぱ
性格:なまいきHD最遅⇒のんきHB最遅 持ち物:オボンのみ 特性:いかく
技:ねこだまし はたきおとす けたぐり ♰ほえるorバークアウト♰
威嚇枠一号。ねこだまし枠でもある。
カポエラーはギルガルドに打点を持たず、ハリテヤマは威嚇を持たないためどちらも持ってるズルズキンが採用された。ワイドガードが欲しい場面も結構あったのでこの選択が正しかったかどうかは知らない。
ねこだまし、はたきおとす、バークアウトによるサポート、けたぐりでメガガルーラ、バンギラス、ヒードランを削る役割をこなし、攻守ともに活躍した。
ほえるはパーティ単位で無理な滅びパや積みまくった相手を流すために入れていたが、汎用性を求めてバークアウトに変更となった。
型がなまいきHDからのんきHBになった理由は、邪知暴虐の王キリキザンを打ち滅ぼすため。
基本的には優秀であったが唯一、気になった点は火力が足らずに置物になっていることがそれなりにあったところ。
総評:良い〇
霊獣ランドロス NN:おっさん
性格:いじっぱりHA 持ち物:とつげきチョッキ 特性:いかく
技:いわなだれ はたきおとす ♰とんぼがえり♰ ばかぢから
威嚇枠二号。ランドロス枠でもある。
ヒードラン、ギルガルドに強く出るためチョッキを着込んだおっさん。
とんぼがえりでサイクルを回して威嚇をばら撒きまくることが主な役割。ズルズキンと組むことでバンドリを機能停止に追い込むことができる。
まさかのじしん切りランドロス。これにより一致技を一つも持たない謎のアタッカーが誕生した。ニンフィア以外守るを持ってないパーティでじしんを採用するのは無理があった。
普通に強かっただけなので語ることなし。
総評:ただ強い〇(パーティとシナジーがあったわけではないので◎はあげたくない)
☆基本選出
①ニャオニクス ズルズキン ヤドラン
何も考えないときはこれ。とりあえず何とかなる。
②ニャオニクス ランドロス ヤドラン
相手にねこだまし持ちがいないときなどに一考。
③ニャオニクス ズルズキン ランドロス
相手が相当物理に偏ってるかバンドリのとき。
④それ以外
特別な理由があるとき以外は相当厳しい状況での選出。
☆戦績
旧エコーボイスパ(タブンネ入り)
17戦10勝7敗
新生エコーボイスパ(ヤドラン入り)
11戦9勝2敗
悪くはない戦績。フリーでの結果なのでどこまで信じていいかわからないが、エコーボイスパがそこそこやれることの証明になったらいいな。
旧パーティの7敗のうち4敗は最初にやった4戦。見事に4連敗。
新パーティの2敗のうち1敗はパウワウにやられた。パウワウ怖い。
☆パーティの強みと弱み
強み
・ニンフィアがトリル下で安着したときの爆発力。等倍相手なら一撃でもっていく。
・威嚇2枚やハピナス、ヤドランなどの高耐久ポケモンで構成されているから非常に安定している。
・ハピナスが特化シャンデラ並みの火力で殴りかかりにいける
弱み
・キリキザン
・滅びパなどの搦め手で攻めてくる相手
・ギミックパ。初動が遅いためギミックの展開を許してしまう
・いわなだれやアイアンヘッドなどの怯み。受け寄りのパーティのため仕方がない。
☆感想
一つの技をこれだけ分析してパーティを組んだのは初めてだから楽しかった。特に面白かったのは、4連敗したパーティを変えることなく使い続けていたら勝てるようになっていった点。エコーボイスの秘める無限(ほんとに無限か?)の可能性を感じた。
個人的に耐久型エコーボイスパは完成したと考えているので、エコーボイスパを使いたい方は”開拓済み”の耐久型をお勧めする。
最後に私から言いたいことは一つ
パウワウには気をつけろ